令和8年9月1日(防災の日)、高市総理を始めとする全閣僚参加の下、令和8年度総合防災訓練が行われました。
今年度は、首都直下地震と日本海溝地震・千島海溝地震を想定した訓練が行われました。
総理は、訓練として、総理大臣官邸へ徒歩で参集し、第1回緊急災害対策本部会議及び臨時の閣議を開催した後、記者会見で地震の概要及び政府の対応状況を説明し、国民への呼び掛けを行いました。
その後、厚木市の九都県市合同防災訓練会場へ移動しました。会場では、ワンタッチテント設置の体験を行い、AED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法体験を行いました。続いて、消火ブランケットを用いた消火訓練の視察、ドローンによる高層建物への物資輸送訓練の視察、救助救出訓練の視察を行いました。
総理は、訓練の閉会式の挨拶で次のように述べました。
「皆様、蒸し暑い中でございますけれども、9都県市合同防災訓練、無事に終了いたしました。誠にお疲れさまでございました。
本当に多くの方々、自衛隊であり、そしてアメリカ軍であり、そして海上保安庁もおいでです。警察、消防と、皆様もう本当に災害になったら真っ先に駆けつけてくださる皆様に加えて、各団体の皆様、自主防災組織の皆様。そして最先端の知見をいかして、街を守る、命を守る、頑張ってくださっている企業の皆様。そして医療、健康、この分野の専門家の皆さま。本当にありがとうございます。
自らの命は自らで守らなきゃならない。しかし、本当に大変な時には、手を携えて、力を合わせて守っていかなきゃならない。そして自らの地域は、自らで守らなければならない。そんな中で、皆様がこうやって訓練を重ねていかれるごとに、身を守る方法も分かるし、この訓練で得たことを、御家族や、御近所や周りの友人に伝えることもできる。
そして、企業の皆様も訓練に参加されて、技術的にもう少しこう改善できるところがあるかも、そういった気づきで、また日本のテクノロジーは、命を守る分野でも進展していくでしょう。
そして、国際社会のためにも役に立つものになると思います。日本の防災力、そして何かが起きた時に、私たちが立ち直っていく、お互いに助け合いながら立ち直っていく。そのすばらしい防災力を、これは日本の宝物として、世界中に胸を張って発信していける、そこまで、私たちは到達しなきゃいけません。
技術もそうです。今日は、今日に向けて様々なこの御準備を賜った多くの皆様に感謝を申し上げますが、私の横に付いて、ずっと神奈川県の方、解説をしてくださいました。さっきあそこに入っていった捜索ロボット、もしも通信環境が駄目になった時どうなるんですかと。先ほど高いところに荷物を運んだドローン、ペイロードどれぐらいなんですか、いろんなことを伺いました。飛躍的に良くなっていくでしょう。数年経ったらもっと重く、重いものを運べる、遠くまで飛べる。通信環境も、いざとなった時のバックアップが整えられる。そして多くの方々が、今日のような訓練を通じて、自分を守り、周りを守れる。そういった強い地域社会ができていくと思いますよ。
いよいよ今年、防災庁が発足いたします。日本国政府も頑張ってまいります。
皆様とともに、今年のように悲しい思いをする人たちが少なくなるように、そのためにも、私たちも頑張ります。
力を合わせて、日本国と、そして地域、お互いの命を守ってまいりましょう。今日は本当にお疲れさまでした。御一緒させていただいてありがとうございました。」
