総合科学技術・イノベーション会議
令和7年11月28日、高市総理は、総理大臣官邸で第80回総合科学技術・イノベーション会議を開催しました。
会議では、第7期科学技術・イノベーション基本計画の検討状況及びムーンショット型研究開発制度の進捗状況等の評価等について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「皆様、ありがとうございます。小野田大臣から第7期『科学技術・イノベーション基本計画』の検討状況の報告がありました。
高市政権は、日本に強みがある技術の社会実装を進めるとともに、勝ち筋となる産業分野について、国際競争力強化と人材育成に資する戦略的支援を進めていく『新技術立国』を実現いたします。
そのため、基本計画の取りまとめに向け、3点指示をいたします。
我が国の『科学』を再興すべく、運営費交付金などの基盤的経費や、基礎研究への投資の大幅な拡充について検討してください。
また、基礎研究から社会実装まで一気通貫での支援を実現するための施策、例えば、研究開発税制を戦略分野での民間の野心的なチャレンジを促す『戦略技術領域型』や、高い研究力を持つ大学等の研究開発拠点と企業との連携を後押しする『大学拠点強化型』を創設するなどを通じて抜本強化するなど、各府省庁横断で必要な施策をできるものから実現し、計画にも盛り込んでください。
現下の安全保障環境を踏まえますと、国家安全保障上の要請に科学技術が応えていくという視点や、戦略的な科学技術外交が重要でございます。関係省庁での連携の在り方や具体的な方策を検討してください。
小野田大臣は、これらの点を踏まえて、関係大臣と連携して年度内を目途に計画を取りまとめてください。
さらに、今般の基本計画を礎として、日本に強みがある技術の社会実装や勝ち筋となる産業分野の育成を促進する『新技術立国』の実現のため、赤澤大臣を中心に、来年の夏の戦略策定に向けて、更なる検討を深めてください。
具体的には、研究開発法人の技術シーズの徹底した社会実装、防衛調達を始めとする官公庁による調達、また、規制・規格の導入による新たな需要創出・拡大策など、効果的な施策の検討を深めてください。以上です。よろしくお願いいたします。」
出典:首相官邸ホームページ(当該ページのURL)