外国人の受入れ・秩序ある共生社会実現に関する関係閣僚会議
令和7年11月4日、高市総理は、総理大臣官邸で第1回外国人の受入れ・秩序ある共生社会実現に関する関係閣僚会議に出席しました。
会議では、外国人の受入れ・秩序ある共生社会実現に向けた体制及び今後の検討方針について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえて、次のように述べました。
「皆様、お疲れ様でございます。人口減少に伴う人手不足の状況において、外国人材を必要とする分野があるということは事実でございます。また、インバウンド観光も我が国にとって非常に重要でございます。
しかしながら、一部の外国人による違法行為やルールからの逸脱に対し、国民の皆様が不安や不公平を感じる状況が生じていることも、また事実です。
そして、ルールを守って暮らしておられる外国人の方々が、我が国に住みづらくなるような状況は作ってしまってはなりません。
排外主義とは一線を画しつつも、こうした行為には、政府として毅然(きぜん)と対応します。
関係閣僚におかれましては、外国人との秩序ある共生社会の実現に向けて、第一に、既存のルールの遵守・各種制度の適正化に向けた取組、第二に、土地取得等のルールの在り方を含む国土の適切な利用及び管理に向けた取組を進めてください。
詳細はお手元の資料のとおりでございますが、各閣僚にやっていただく仕事はたくさんございます。
今般、新たに設置した外国人との秩序ある共生社会推進担当大臣におかれましては、関係閣僚と連携をし、実情などを踏まえ、不断に取組の強化を進めてください。
各閣僚におかれましては、実施可能な施策は順次実施をしていただき、来年の1月を目途に当会議で改訂予定の『総合的対応策』において、基本的な考え方、また取組の方向性をお示しできるよう、スピード感を持って検討を進めていただきますようお願いいたします。以上です。」
出典:首相官邸ホームページ(当該ページのURL)