ＧＲＥＥＮ×ＥＸＰＯ ２０２７　日本政府出展起工式

　令和７年１１月２日、高市総理は、神奈川県横浜市で開催されたＧＲＥＥＮ×ＥＸＰＯ ２０２７（２０２７年国際園芸博覧会）の日本政府出展起工式に出席し、挨拶を行いました。

　総理は、挨拶で、次のように述べました。

「皆様こんにちは、高市早苗でございます。まず、御来賓の皆様、並びに関係者の皆様におかれましては、２０２７年国際園芸博覧会における日本政府出展の起工式に御臨席を賜りまして、誠にありがとうございます。
　３週間前に閉幕しました大阪・関西万博の勢いを受け継いで、２０２７年３月、ここ横浜・上瀬谷の地において国際園芸博覧会『ＧＲＥＥＮ×ＥＸＰＯ ２０２７』が開幕するということになります。明後日１１月４日には、開幕まで５００日という節目を迎えます。この節目に当たりまして、秋篠宮皇嗣殿下に、名誉総裁に御就任いただくこととなりました。本日、この慶事を皆様に御報告できますことは、大きな喜びでございます。
　前回の国際園芸博覧会、１９９０年大阪花博は、『自然と人間との共生』をテーマに掲げ、今日的な課題に目を向ける契機となりました。現在は、気候変動、生物多様性の損失、食料問題といったプラネタリー・バウンダリー、すなわち地球環境の限界が、身近な問題として、我々の生活に大きな影響を及ぼしております。こうした問題に真正面から向き合い、我が国が世界に向けて持続可能な社会の実現に貢献する姿勢を示す場として、今回の国際園芸博覧会は『幸せをつくる明日の風景』をテーマに掲げています。政府出展は正にその中核となる展示でございます。
　関係自治体や経済界の皆様と連携をして、政府一丸となって準備や機運醸成を進めてまいります。国内外の皆様にとって心に残る博覧会となるように、力を尽くしてまいります。
　結びに、本日の政府出展の起工式を迎えるに至った関係者の皆様のこれまでの御尽力にも、深く深く感謝を申し上げますとともに、ＧＲＥＥＮ×ＥＸＰＯ ２０２７が、皆さまに幸せな明日をもたらすものとなることを祈念いたします。本日は誠にありがとうございました。頑張ってまいりましょう。」