政府与党政策懇談会
令和7年8月7日、石破総理は、総理大臣官邸で政府与党政策懇談会に出席しました。
会議では、令和8年度予算の概算要求基準について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「成長と分配の好循環が動き始めている中、令和8年度予算におきましては、成長型経済への移行を確実なものとするため、『骨太方針2025』等に盛り込まれた政策を速やかに実行いたしてまいります。
物価上昇を上回る賃金上昇と普及・定着、地方創生2.0の推進、官民連携による投資の拡大など、政権を挙げて取り組むべき重要な政策課題に必要な予算を重点的に振り向けることによって、日本経済全国津々浦々の成長力を強化することが求められております。
『経済あっての財政』との経済財政運営の基本姿勢の下、経済再生と財政健全化を共に進めていくため、こうした重要かつ困難な課題に対応しつつ、これまでの歳出改革努力を継続することにより、メリハリの効いた編成を行ってまいります。その際、予算編成過程において、物価上昇に合わせた公的制度の点検・見直しも踏まえ、経済・物価動向等を適切に反映をいたします。
財務大臣から説明のあった令和8年度予算の概算要求基準案は、こうした方針を明確化するとともに、内容面でも従来の取扱いについて一部見直しを行い、日本経済が新たなステージに移行しつつあることに対応するものとなっております。
与党幹部の皆様、及び関係閣僚におかれましては、特段の御協力をお願いいたします。以上でございます。」
出典:首相官邸ホームページ(当該ページのURL)