令和8年9月4日、高市総理は、総理大臣官邸で第1回令和8年熊本地震非常災害復旧復興本部を開催しました。
会議では、令和8年熊本地震非常災害復旧復興本部の設置及び復旧・復興に向けた取組について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
(高市総理)
お疲れさまでございます。本日(4日)は、御多用の中、熊本県・木村知事にも御出席をいただき、私たちもさらに気合が入る御意見をいただきました。心から感謝を申し上げます。正に私たちは、これまでの災害においては、前例のない、新たな取組も進めてきたわけでございます。知事からもその点お触れいただき、大変ありがたく存じました。
発災から1か月以上が経過しました。被災地において、「非常対策本部」から、いわゆる「復旧復興本部」に体制が移行しているということも踏まえまして、政府としても、被災地の復旧・復興に向けて、中長期的な観点からの支援体制を構築するために、「令和8年熊本地震非常災害復旧復興本部」を新たに設置するということといたしました。熊本県を始め被災自治体と緊密に連携しながら、取組を進めてまいります。政府では、先月27日に、「生活の再建」「なりわいの再建」「災害復旧」を三つの柱とする『支援パッケージ』を決定しました。
「生活の再建」では、トイレや食事など基本的な生活環境の整備に加え、バスなど避難者の移動手段を確保した上で更なる環境整備を図った「拠点避難所」の整備を進めております。明日(5日)からは、氷川町で仮設住宅への入居が始まります。安心して暮らせる住まいの確保を急いでまいります。
「なりわいの再建」では、事業の継続・再開を支えるとともに、10月1日から「九州ふっこう応援割」を開始いたします。宿泊料金などの割引支援によって、観光需要の回復を後押してまいります。
「災害復旧」では、8月末に水道本管の復旧が完了しました。あわせて、「個人の井戸」についても、県外の工事業者も派遣して修繕などを進め、生活と地域経済を支えるインフラなどの復旧、さらに加速をしてまいります。
この「復旧復興本部」を中心に、政府一丸となって、『支援パッケージ』にまとめた施策を強力かつ迅速に推進し、被災された方々、被災自治体のために、全力で取り組んでまいりましょう。
現在、「台風第24号」が、東シナ海を北西に進んでいます。前線も停滞しており、今後も大雨への警戒が必要な状況が続きます。政府では、昨日3日に、あかま大臣出席の下、「関係省庁災害対策会議」を開催するなど、必要な警戒態勢をとって対応に当たっております。各大臣は、雨の降り方に厳重に警戒して、災害対策に万全を期すよう、お願いをいたします。
8月27日からの大雨で、富山県、石川県、福井県などで、多くの被害が確認されています。これらの大雨については、先般、指定見込みとなりました「梅雨前線から千葉豪雨までの一連の気象現象」と一連性があると判断されることから、農地などについて「本激」の指定が見込まれることとなりました。道路や河川といった公共土木施設なども含め、被害状況を早急に把握するようお願いします。
大雨などによる災害が、多く発生する時期が続きます。警戒を怠らず、緊張感をもって臨んでまいりましょう。
以上です。お疲れ様でございました。
