全国都道府県知事会議 – JPN
令和5年11月13日、岸田総理は、総理大臣官邸で全国都道府県知事会議に出席しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「本日は、大変お忙しいところ、全国からお集まりいただきましたこと、心から厚く御礼申し上げます。各都道府県におきまして、リーダーとして重責を担っておられる知事の皆様方、御尽力されておられる知事の皆様方から、今日は直接お話を伺う機会を頂きました。厚く御礼申し上げます。
先般、策定しましたデフレ完全脱却のための総合経済対策は、賃上げの原資となる企業の稼ぐ力を強化する供給力の強化を最も重要な柱とするとともに、国民の可処分所得を下支えする施策も盛り込み、所得税・住民税の定額減税や賃上げ促進税制の強化、人口減少・人手不足に対応するデジタル技術等を活用した各種の制度・規制改革など、予算措置のみならず、税制や規制・制度改革を総動員する思い切った内容となっております。
今後、補正予算のできる限り早期の成立を目指してまいりますが、政策に盛り込まれた各施策を一刻も早く国民の皆様にお届けすることが何よりも重要であり、速やかな執行に全力を尽くしてまいります。
都道府県の皆様の御協力が不可欠であります。何とぞよろしく御協力いただきますよう、お願い申し上げます。
また、少子化は、我が国の社会経済全体に関わる問題であり、先送りできない待ったなしの課題です。本年6月に、こども未来戦略方針を策定し、今後の集中的な取組として妊娠期から切れ目なく子育て世帯をお支えする加速化プランをお示ししました。
法制的な検討が必要なものについては、年末に向けて制度の具体化を進めてまいりますが、引き続き、都道府県の皆様と連携を密にしてまいりたいと思います。御協力お願い申し上げます。
本日の会議を始め、今後とも、都道府県の皆様と丁寧に議論を行いながら、政策を前に進めていく、実現していくために政府一丸となって取り組んでまいります。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。本日はどうもありがとうございます。」
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出典:首相官邸ホームページ(当該ページのURL)