日・コロンビア外相テレビ会談

報道発表
日・コロンビア外相テレビ会談


3月2日、午後9時20分から約40分間、林芳正外務大臣は、マルタ・ルシア・ラミレス・ブランコ・コロンビア共和国副大統領兼外務大臣(H.E. Mrs. Marta Lucía Ramírez Blanco, Vice President and Minister of Foreign Affairs of the Republic of Colombia)とテレビ会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、ラミレス副大統領兼外務大臣から、林大臣の就任への祝意が表明されました。
- 双方は、今回のロシアによるウクライナ侵略は、ウクライナの主権及び領土一体性を侵害し、国際法に深刻に違反する行為であり、国際秩序の根幹を揺るがすものであり決して認められない、国際社会が強力に対処していく必要があるとの認識で一致しました。
- 双方は、同じく太平洋に面する国として「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた連携を広げていくことを確認しました。また、拉致問題を始めとする北朝鮮への対応を含む東アジアの地域情勢についても意見交換し、引き続き連携していくことを確認しました。
- 林大臣は、ベネズエラ避難民のための国際機関を通じた支援プロジェクトの署名を先月行った旨述べました。また、林大臣は、コロンビアを含む国々に対し、ワクチン接種促進のため、国際機関を通じて緊急無償資金協力を行うことを決定した旨述べました。ラミレス副大統領兼外務大臣からは、日本の協力に対する謝意が述べられました。
- 林大臣は、5Gについて、サプライヤーを多様化し、安全で、開放的で、透明性のある通信インフラを整備することの重要性を強調し、双方は、5Gをはじめとする通信インフラ分野で協力していくことで一致しました。
- 双方は、日本とコロンビアとの間で交渉中の経済連携協定(EPA)について意見交換を行い、早期妥結の重要性を踏まえ引き続き連携していくことで一致しました。
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出典:外務省ホームページ(URL)
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